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Author:miyamu
 
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Little by Little(ちょこっとずつ)英語にとりくむはずが、全然そんなヒマのない、miyamuの日常。
J先生の4連休
5月病って感覚は、私はよく分からないけど。

英語の授業で、先生が
「連休の後は、元通りに戻るのが大変」と言っていた。
連休といっても、カレンダー通りの4連休だけどね、と笑いながら。

日本で1人暮らし、友達としょっちゅう会うわけではない。
テレビはつまらないからほとんど見ない。
ネットはセットアップが面倒で、年末から不通。

そんな生活で、4連休。

先生は新宿へ行ったそうだ。
紀伊国屋で、小説を買ったのだと。

連休とはいえ、別に遠方に人が出払うということもなく
人であふれた、想像しい新宿駅。
南口が分からず
「みなみぐちはどこですか?」と、インフォで聞いたら
「あー行って、そー行って、こうです。」と言われ、
ほとんど理解していないのに
「わーかりました、アリガトウ」と愛想笑いで返事してしまった。
そんな自分が、ちょっと寂しいと話す、
私よりも年上な、キュートな女性。

異国の、静かな1人暮らしの部屋で
小説を読んですごす4連休・・・
ステレオタイプのアメリカ人らしからぬ、アメリカ人。



グランドセントラル駅でキョロキョロしながら
目的地へ向かう心細さと
その日その日の小さなミッションを乗り越えて得られる
これまた小さな、宝物のような、手ごたえを思い出した。

ここがどこでも、誰と居ても
自分がどんなに情けなくても
国籍なんて関係なく、人はみな同じなんだ。
【2008/05/08 23:38】 | アメリカのこと | トラックバック(0) | コメント(0) |
coffee please

だから私はコーヒーが好き。

昼休みにカフェテリアに入ると、いつもと同じ顔ぶれの仲間が集まっていた。軽いhugとお決まりの挨拶をしたら、陽気なおしゃべりが始まる。

アメリカに来たばかりの頃、いつも私はカレッジの広いカフェテリアで、ぽつんと一人過ごしていた。誰も話す相手がいないことを、読書とコーヒーを啜るのでごまかしながら、ただ時間を消化するだけのひと時。一人ぼっちの昼休みはやたら長かった。

そんなある日、いつものように一人でいる私に、顔見知りのクラスメイトが話しかけてきた。
「ねえ、あなたっていつもここの不味いコーヒーを飲んでいるよね。」
突然の一言に、ジョークも上手く交わせない。私は首を上下に振って「イエス!」と答えた。確かにこのカフェテリアのコーヒーは“アメリカン”で、ちょっと味気なかったと思う。(それにしたってイエスは無いよなぁ)と、私は思わず赤面した。

でも、こんなチャンスは二度とないかもしれない。私は顔を上げて、ずっと言いたかった思いを伝えた。「私も、一緒にいいかな?」緊張で震えた声が上ずっている。
「もちろん!」こうして何ともあっけなく、私は孤独でいっぱいだったテーブルから立ち上がり、仲間の待つ輪に加わったのである。

彼らの多くはスペイン語圏からの留学生だった。その中に日本人の私が一人混じっていると、その場は全員共通の英語で話さなければならなくなる。辞書を手に、身振り手振りなんて事もしょっちゅうだった。それでもお互いに理解しようとする働きかけをしていれば、どんなに下手な英語だって相手に通じるのだと知った。コミュニケーションはきっと言葉だけではない。ボロボロの言葉の切れ端でも、間違っていても、口に出してみる勇気さえあれば気持ちは伝わる。

「miyamuって本当に、いつもここの不味いコーヒーを飲んでるね。」と、またいつかの友達が冗談っぽく言った。私は「最高よ。」と笑って返事をしたけれど、本当は分かっていた。カフェテリアで仲間と一緒に飲むコーヒーは特別に美味しい。それを一人で飲む時よりも何倍も味わい深く、幸せに満ちている。湯気の上昇気流に乗って、カップから勇気も湧き上がってくる気がする。

一緒に過ごす友達に恵まれてからは、あれほど長かった昼休みが一時間では足りなくなった。今日も、お昼が待ち遠しい。チャイムが鳴ったら駆け足でカフェテリアへ行こう。そして、笑顔でコーヒーを注文しよう。

【2007/07/13 22:27】 | アメリカのこと | トラックバック(0) | コメント(0) |
望郷

梅雨らしい雨が降っている、横浜から。

独立記念日の夜は、花火が見えるのだ。
2階に上がって部屋の電気を消したら
西側の窓のブラインドを上げて、
ハイスクールのある方向を見つめる。

ぽん、ぽん!という、少しこもった音が遠くから聞こえたら
木々と屋根のすき間から、丸い花火の輪郭が
少しだけ欠けて、紺色の空に上がる。
日本の夏を望郷するように、思いを馳せる瞬間。

蛍が飛ぶころに走った日暮れ道や
ガレージの上がる音
ヘッドラインニュースの音楽
スプリンクラーと芝刈りの匂い
思い出す夏の宵。

今夜、私が望郷するのは、遠い7月。

【2007/07/04 23:03】 | アメリカのこと | トラックバック(0) | コメント(2) |
TRICK and TREAT

新語が登場。

「トリッコトリッコ」とは、minimuの「Trick or treat!」である。
上手に言えなくて「ひとりいっこ、ひとりいっこ」と言っているのかと思ったが
まあ、頑張ったということでお菓子をあげよう。よかったね。

幼稚園の帰りにも、カボチャ型の手提げから飴を一粒貰えたし
嬉しそうな子ども達がニッコニコ、明るい顔をしている。
しかし厳密に言えば、彼らの場合はTRICK(いたずら)全開で
やたらと手に負えないおばけになってしまうけど、ちゃんとTREATは貰えるのよね。

パートの先輩のお宅には毎年近所の子供達が周回してくるらしい。
なんというかハイカラというか、ローカル・プチアメリカン。
そのうちクリスマスのように全国区のお祭りになるのだろうか。
近年、日本の安全神話が崩れているから
Halloweenがもしイベント化されるのならば、徹底的に子供を守れるように
こういう部分こそアメリカナイズしなければならないけれど。

子供がいる生活になってみて初めて、悔やまれる。
アメリカにいるうちにminimuとお菓子を求めてお家巡りを体験したかった!

【2006/10/31 01:05】 | アメリカのこと | トラックバック(0) | コメント(0) |
もういくつ寝ると、マメリカ
コーヒーに手を伸ばしたら、もうカップが空だった。1人だとやたらペースがはやい。

着々とたまっていた家事を片付けている。いい加減に出番の無くなったマフラー類を、全部まとめて洗濯して、気分もスッキリ。だんだん、部屋の中から冬の名残が消えてゆく。

私の場合、掃除の大部分を占めているのが“物をあるべき所に戻す作業”なのだが、その作業をしていると、頭の中に浮かぶのはPCの最適化をしている途中の画像である。使い終わったまま出しっぱなしになっていた物を元の場所にはめ込む作業が、ポツポツと穴あきになっているデータ容積をキッチリと詰めていく作業に似ているような気がするのだ。物が散乱した部屋を見回すと、生活感の大波にザブーンと流される。はぁ、シンプルライフにあこがれるわ。



GWにヨセミテ国立公園へ行くことになっているのだが、気付けばもう10日しかない。しかし、いつもの通り、旅行の準備を何にもしていない上に、サンフランシスコ(飛行機の発着地)の滞在先も決まっていない。唯一してあるのはヨセミテ内のロッジの確保のみである。公園とサンフランシスコの下調べもまだ不十分で、何というか、緊張感がなさすぎである。これは多分アメリカだから、良くも悪くも何とかなるだろうという、根拠のない確信によるものである。予定通りに行かなくても何とかなる、予定通りのつもりが、違った方で何とかなっちゃった・・・みたいな感覚。(ただし危機管理のスイッチだけはオンのまま。これ重要。)

旅支度は遅い私でも、今回の旅行は楽しみにしている。アメリカの国立公園を制覇するという夢に一歩近づくというのも嬉しいのだが、それ以外にも、私はこれまでアメリカの西海岸側に行った事がないので、初めて訪れる場所に興味が沸いているのだ。空気を感じられたら嬉しい。隅から隅まで観光したいというより、雰囲気を感じに行けることの方がしっくりくる。

日本以外の国で何箇所も訪問しているのは、やはり自分がそこが好きだからだと思うけれど、アメリカという国はとても広いので、東西南北でまったく違った雰囲気や、異なる歴史、地域の特色を持っている。人種も入り混じっているし、気候もバラバラだし、英語の速さや音がいちいち耳に慣れない。この混在具合が1つの国であるなんて本当に不思議だと思うけれど、私の思う“魅力”もその辺にあるのだろう。

さて、次の週末は忙しいぞ。とりあえずホテルを決めねば。
【2006/04/18 13:03】 | アメリカのこと | トラックバック(0) | コメント(2) |
マメリカのにほひ
その後。

面接を受けた仕事に、春から採用されることになったという電話を頂いた。minimuが幼稚園に通っている間の身の振り方が決まってホッとしたような、仕事に生活に趣味にと相当なスケジュールに追われる事に怯えるような、入り混じった気持ちである。前々から興味のあった分野で、きっとやりがいある仕事だから、新しい場所で自分らしさを活かせるように、マイペースでゆっくりやろう。



アメリカにいる知人から、先日minimu(満2歳)に届いた、バレンタイン第一号。
その名も、スパイダーマンチョコ!

060129.jpg


Rich Creamy Peanut Butter in a Crisp Chocolaty Shell
「You're Amazing!」

並べるとちょっと怪しいような、かわいいような…。
マスク型ホイルに、チョコが包まれております。
中にはアメリカ人の心の恋人(?)
ピィナッツブヮターがたっぷり!ワァオ。
うーん、甘そうだなぁ…。

お心遣い、ありがとうございます。
小包を開いた時の、マメリカ臭にハッピーになりました。
【2006/01/28 01:42】 | アメリカのこと | トラックバック(0) | コメント(2) |
胸を空く音楽
好きな曲が流れた。

今日から普通の日々だというのに、
早く寝なくてはいけないのに、
こんな時に限って夜更かしすることもないのに、
テレビの前で音楽番組を見ている。
2002年の洋楽年間20位のPVが放送されているからである。

2002年、私はまだアメリカにいたなぁ…。

ヒットチャートの内容は、まさにラジオやテレビで頻繁に耳にしていた曲達だった。
コミカレに向かう車の中、恥ずかしいぐらいのなんちゃって英語で口ずさんだ歌。
そんな思いをかみしめながら、音楽を聴く。
音楽を聴いていると、その曲をよく聴いていた頃の記憶がフラッシュバックする。
まるで青春時代を思い返す時のように、
甘く切なくほろ苦く、何かを感じとっている自分がいる。

たぶん、あの頃も私にとってまた1つの青春だったのかも。

「A Thousand Miles」という Vanessa Carlton の曲。

If I could fall into the sky
Do you think time would pass me by
'Cause you know I'd walk a thousand miles
If I could see you ... tonight
【2006/01/05 01:26】 | アメリカのこと | トラックバック(0) | コメント(2) |
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